太陽光発電の歴史

太陽光発電の歴史は比較的新しいと思われがちですが、実は19世紀には、すでにその原理が分かっていました。太陽の光を電気に変換する技術ですが、それが、太陽電池として開発されたのは、20世紀に入ってからです。1954年に、米国のベル研究所のダリル・シャピン、カルビン・フラー、ゲラルド・ピアーソンの三人の研究者によって開発された結晶シリコン電池が、太陽電池の先駆けとなりました。その後研究が進み、1958年には、太陽電池が世界で初めて実用化されたのです。

太陽電池が実用として使われたのは、最初は人工衛星など、電気を使えない空間における電源としてでした。そうした空間でこの太陽電池は威力を発揮し、宇宙通信用として、一躍太陽電池が脚光を浴びたのです。

日本でも、太陽電池の研究が進み、1960年代から、無人灯台用電源として実用化が始まりました。当初はこうした小型電源としての開発でしたが、1970年代の2度にわたる石油ショックを契機として、本格的なエネルギー源としての太陽エネルギーに注目が集まりました。当時の日本は、エネルギーの約7割を石油に依存し、しかも石油の90%以上が中東に依存するという、きわめて偏ったエネルギー構造でした。そのため、中東依存からの脱却と石油代替エネルギーの開発に力が注がれました。

石油に代わるエネルギーとしては、当時は、天然ガス、原子力の開発が進められましたが、それとあわせ、太陽エネルギーなどの新エネルギーの開発・導入も急がれたのです。新エネルギーの開発・導入の柱として、国は「サンシャイン計画」を推進し、技術開発に積極的な支援を行いました。

1980年には、ソーラーシステム普及に力を入れ、それまでの太陽熱中心のエネルギー開発から、太陽光エネルギーに軸足を大きく移したのです。太陽熱は、設置コストの安い温水器の普及などによって、大いに利用されたのですが、温熱以外のエネルギー利用が進まなかったこともあって、太陽光発電への注目度が高まりました。

太陽光発電の普及が進んだのは、1997年の京都議定書によって、地球温暖化対策が世界的に大きな課題となったことが要因の一つでした。太陽光発電はCO2を排出しないクリーンなエネルギーとして、国も積極的に普及拡大を後押しすることになりました。太陽光発電に関する余剰電力買取制度や住宅用太陽光発電システム設置への補助制度などが実施され、現在も引き続き行われています。太陽光発電の技術・産業分野の裾野は、きわめて広いことから、関連産業の創出や雇用の拡大にも大きく貢献する形となっています。

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